先程あるブログ(大阪の加藤さんという洋服屋さん)を読んでいたら、その方通りがかりの見ず知らずの目の不自由な方を目的地まで送ったとの内容。
ふと思い出した。先日東京で友人とギャラリー巡りをしている時、狭い通りなのに結構車の通りが多いギャラリーの前、目の前を白い杖をついた方が通りかかった。友人はジッとその方を見ていて私に一言「俺、あの人送ってくるからカバン持ってて」と。そのまま30分帰って来ませんでした。私の頭の中には無いその感情や行動力が突き動かすのか、その友人はいつもこんな感じだ。街で見かけた喧嘩の仲裁、駅前で捨て猫の里親探しを看板作って雨の中ずっとやったり。とても私には出来ない。何だか本当に色々考えさせられてしまう。
昔突然目の前の見知らぬおじさんが倒れた事があった。あまりの事に頭が真っ白になりアタフタしてしまった。結局周りの人たちとなんとか救急車を呼び病院へ。きっと友人なら冷静に対処したと思うと私は自分の稚拙さに呆れてしまう。普段ちょっとしたことで知らない人に声を掛けるなんてとんでもない・・・なんて思わずにちょこっと勇気を持ってみようと思ったオッサンでした。出来る範囲で。